2015年度電子工作体験

担当者:五十嵐 優(74期)
製作:?
動作:周りの明るさに応じて点灯をする。
回路図↓

部品:LED電球         1個
   抵抗 75KΩ        1個
      330Ω        1個
   CdSセンサー        1個
   トランジスタ2SC1815 1個
   ラグ板(片側3端子)   1個
   電池ケース        1個
実物↓

定員:100人

各部品の動作:
LED電球:
発光ダイオードとも呼ばれる。順方向に電圧を加えると発光する半導体素子。
2つの端子のうち長い方が+端子。

抵抗 75KΩ 330Ω:
電気を流しにくくする。

CdSセンサー:
硫化カドミウム (CdS) セルは、当たる光の量に従って抵抗値が変化する CdS の性質を利用している。
セルに当たる光が多ければ、抵抗値は低くなる。
シンプルな CdS セルでも、受光部が明るい時に約600Ω、暗い時に1~2MΩと、抵抗値の変化幅が広い。
さらに、赤外線や可視光線や紫外線など、広範囲の波長の光に反応する。
街灯を自動的にオン・オフさせるスイッチとしてよく使われている。
熱追尾ミサイルで目標を探知するのに使われたこともある。
低価格で、入手も容易であることから、販売店等においてもフォトレジスタという名称より「CdSセル」
あるいは単に「CdS」という呼び名が一般化している。

トランジスタ2SC1815GR:
NPNトランジスタのうちの一つで、ベース−エミッタ間の電流の200~400倍の電流が、コレクタ−エミッタ間に流れる。
また、ベース−エミッタ間には0.6V以上でなければ電気が流れないようになっており、リレースイッチの代わりに利用できる。

その他の部品の説明は省略 

この回路の動作原理

周囲が明るい時:CdSの抵抗値が下がり、CdSとトランジスタのベースーエミッタ間ににかかる電圧が下がる。
        これによりトランジスタのベースーエミッタ間ににかかる電圧が0.6Vを下回りトランジスタがOFFになる。
        するとLEDに電気が流れなくなりLEDが消灯する。
周囲が暗い時:CdSの抵抗値が上がり、CdSとトランジスタのベースーエミッタ間ににかかる電圧が上がる。
       これによりトランジスタのベースーエミッタ間ににかかる電圧が0.6Vを上回りトランジスタがONになる。
       するとLEDに電気が流れてLEDが点灯する。
  
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